【CK3】Crusader Kings Ⅲ チュートリアルでもよくわからなかった人向けの攻略2 ~称号システムの理解

称号(に紐づいた領地)の理解 ~チュートリアル完了後

まず、大前提として称号のクラスは上から順に、

・帝国

・王国

・公爵(チュートリアル国家ムルハダ王の主要称号)

・伯爵

・男爵(プレイ不可)

の5つあります。絶対に覚えておく必要のある単語です。

伯爵領は複数の男爵領を持ちます。

基本的には、公爵領は複数の伯爵領から成り、王国領は複数の公爵領から成ります。

よく分からないという方は、まずはチュートリアル完了後のプレイヤーのおかれている状況を理解することから始めてみましょう。

チュートリアル完了後、マンスター小王(公爵級称号)であるプレイヤーはムイレダッハ マク・カラハフが治めるアイルランド南西のデスモンド伯爵領を手中に収めました。

しかし、本当にデスモンド伯爵領は自分のものになったのでしょうか?

答えはNoです。この世界ではほとんどの国家が封建制による統治が行われているため、正しくは”デスモンド伯爵領を統治するムイレダッハ マク・カラハフがプレイヤーの封臣(配下)になった”という表現が正しいです。

では、現在自分の持つ称号を左下のプレイヤー画面をクリックして確認してみます。

CK3 チュートリアル完了後の称号

自分の持つ称号はマンスター小王国・ソーモンド伯爵領・エニス伯爵領の3つのみであり、デスモンド伯爵領はありません。

わかりやすくするため、チュートリアル完了後のマンスター小王国の称号ツリー図を示します。

青色の3つの称号がプレイヤーであるムルハダが持つ3つの称号です。

チュートリアル完了時点での状況をまとめると、

プレイヤーはゲーム開始時点からマンスター小王国という公爵級の称号を持っているので、

称号クラスが下のラウンヴァル伯爵(オーモンドを統治)とムイレダッハ伯爵(デスモンドを統治)を封臣とし、ソーモンド伯爵領とエニス伯爵領の2つを直轄している。

という状況です。理解できましたでしょうか。

この状態でプレイヤーであるムルハダ王が死亡し、長子相続制であるか、一人息子であればの後継者のブライアンが後を継ぎ、マンスター小王国・ソーモンド伯爵領・エニス伯爵領の3つのみが相続されます。

オーモンド伯爵領はラウンヴァルの相続権を持つ子に引き継がれ、デスモンド伯爵領はムイレダッハの相続権を持つ子に引き継がれます。

封臣が治める領地からは、初期の契約では収入の10%と25%の兵力しかできません。

そのため、オーモンドとデスモンドからの収入は微々たるものとなっています。

理想的には、金銭収入・兵量を増やすために直轄領を画面右上の上限値ギリギリまで所有することが良いです。ただし、上限値を超えて直轄領を所持すると、全領土での税収の低下や廷臣の評価が下がるなどのデメリットが発生します。

直轄領の上限はプレイヤーと配偶者の管理の能力値や主要称号のクラスなどによって変化するため、多くの直轄領を安定して所持するためには後継者の育成や婚姻も戦略的に進める必要があります。

勘の良い方であれば、収入を増やすために、国王の権限でモランヴァルとムイレダッハから領地(称号)を取り上げればいいのでは?と考え付いたでしょう。

ゲームのシステム的には複数の方法で可能ですが、長くなるので別の記事で紹介したいと思います。

公爵級以上のクラスの称号を創設するメリット

伯爵領の称号は領土と結びついているので、常に誰かが所有しています。

しかし、公爵や王国の称号は誰も所持しておらず空白となっていることがよくあります。

公爵や王国の称号の慣習的領土の過半数(帝国の称号は8割)を手に入れた時、画面上部の通知タブから空白となっていた称号をゴールドを支払う代わりに創設することができます。

Ck3 アイルランド王国称号創設

メリットとしては、4つあります。

・威信を獲得できる

・称号に含まれる慣習的領土に対する請求権を得られる

・下位の称号を一族に配れる

・王国級以上の称号から王宮にアクセス可能になる(Royal Court)

まず、威信ポイントは称号創設時に即時獲得できるメリットとなります。

加えて、アイルランド王国の王国級の称号を創設した場合には、アイルランド王国に含まれる慣習的領土(アイルランド全域)すべての請求権が得られるために、お金を支払って請求権を捏造する必要がなくなります。(請求権の捏造では子供に請求権が継承されないが、称号を創設すれば継承可能な点もメリット)

3つ目のメリットは、王国級の称号を創設した場合は下位の公爵級称号を一族に配ることができるようになることです。(プレイヤーが公爵の時に公爵級称号を授与すると、対等な関係となるために独立してしまう)

称号を配るか否か、誰に称号を配るか、どのタイミングで配るかは吟味する必要がありますが、称号を配ることによって仲の悪かった伯爵領主をプレイヤーの封臣から切り離したり、贔屓にしている一族の子孫に称号を与えるロールプレイや、称号を与えた場合に非常に高い評価が得られることを利用して、プレイヤー交代直後の不安定な統治時代を乗り切ることができる助けなどになります。

称号は、CK3内で上手く立ち回るためには必要不可欠な要素です。

4つ目のメリットは、王国級の称号を持つことによって威信や評価など様々なボーナスを得られる王宮を持つことができるようになることです。

領土を広げる ~チュートリアル後

非常に長くなったので、以降はこちらの記事に分けました。

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